やわらかな檻の中で【中】

「想像していたよりずっと……痛い……んですね……」

父の訃報により、疎遠になっていた実家へと呼び戻された主人公。
住んでいた記憶すら無い豪奢な洋館で出会ったメイドの志麻子に恋心を抱くが、
それは彼女の術によって植え付けられた偽りの感情だという。

自身の想いを証明し、志麻子の本心を知る条件として提示された「賭け」は、

“一か月の間、見せられる淫らな夢と
貞操帯による射精管理に耐え抜き、理性を保ち続ける”

というものだった……

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指定された“賭け”の期間の半分が過ぎた頃、事態が急変する。

見せられたのは、思い通じた志麻子と心も躰も結ばれるという、
今の主人公にとっては最も幸せで、それでいて最も苦い夢。

一方現実では、これまで彼の意思を尊重していた志麻子が、
制止を振り切り、貞操帯を付けたままの彼と強引に一つになろうとする。
その行動の裏には、ある人物の思惑が糸を引いていた。

想う者と、想われる者。
二人による、心と躰の痛みに満ちた“はじめて”の行為。

失われた記憶に隠された、志麻子との「約束」とは……?

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【仕様】

モノクロ 本文28P

同梱内容
・グレースケール版
・モノクロ二階調版
(それぞれにPDF同梱)

ストーリー中心なのでエロは控えめです。

※本作品は三部構成となっております。
今作は「中巻」です。
購入の際はお気をつけください。

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