ふたなりお嬢様に拾われた竜人男の娘メイド

ここは私たちの知る世界とは少し違った世界のお話し……

この世界には「竜人」と呼ばれている
1対の角と爬虫類のような尻尾をもった人種が存在する。
しかし彼らは、その異形の姿や絶対数の少なさから
角や尻尾を持たない、いわゆる普通の人間たちに
忌み嫌われており、苦しい生活を強いられていた。

今回のお話しの舞台となる「カムニッツ」は
世界で最も多くの竜人が暮らす街。

と言っても、竜人にとっての都という訳ではなく
多くの竜人が低賃金で働かされており
生活環境は決していいものとは言えなかった。

そんな街で暮らしていた竜人の男の子「エマ」が今回の主人公。
彼は力がなく、竜人に割り当てられることの多い
重労働がまったくできず、今日も隠れて物乞いに励んでいた。

しかし、そんな生活も限界にきたある日…
彼の目の前に1人の少女が現れる。

彼女の名前は「ヘルムート=アーデルハイド」。
地元でも有数の貴族、ヘルムート家の1人娘である。

彼女はおもむろにエマのもとへ近寄ると
「あなた、今日から私の従者にならない?」
と、声をかけたのだった。

<それから10年……>

やっと竜人にも法的に人権が認められた現在。
まだまだ竜人に対する偏見が色濃く残る世界ではあるが
エマは竜人メイドとして、アーデルハイドの元で
幸せに暮らしていた。

なぜ男の子なのにメイド姿なのかは一旦おいておいて…
力こそないが手先が器用なエマは、ご主人様である
アーデルハイドをはじめ、職場の仲間たちからも
信頼を集める存在となっていた。

しかし、エマは自分が竜人であることのコンプレックスがぬぐえず
ある日ふと、アーデルハイドに「なぜあの時自分を拾ってくれたのか」
を聞いてしまう。

アーデルハイドは基本的にエマが大好き。
エマに対して好意以外を向けることは基本ないのだが、
当の本人が、エマのことを卑下する姿に
とうとう我慢ができなくなってしまい
ついには主従の関係を超えたプレイに……

逆レイプ、逆フェラチオ、強制べろチュー……
激しいプレイを通して結ばれていく
2人の行く末をお楽しみください。

<ボリューム>
表紙+表紙(文字なし)+前書き+本文35ページ

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